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マキタインパクトドライバー

MTD002D

18V / 最大 155N・m / ライトバッテリ専用

マキタ MTD002D・MTD001D|18V と 14.4V のちがいと、DIY ならどっちを買うか

更新/tsukuru 編集部

ホームセンターの工具売り場で、青いマキタのとなりに並んでいる、緑色のマキタ。それが、DIY 向けのインパクトドライバー MTD002D(18V)と MTD001D(14.4V)です。

プロ用の青い TD173D は、フルセットで 83,000円。緑のほうは、23,500円から 33,600円です(どれも税別の標準小売価格・2026年10月10日時点)。半分以下なので、「安いけど、ちゃんと使えるの?」と気になりますよね。

先に答えを言うと、棚づくりやウッドデッキの手入れのような、ふだんの DIY なら、緑のマキタで十分に足ります。ただ、型が2つ、セットが2つあって、バッテリーにも1つだけ注意があります。順番に見ていきましょう。

MTD002D と MTD001D のちがい。電圧は 18V と 14.4V、締める力は 155N・m と 145N・m、重さは 1.3kg と 1.2kg

基本の情報

型番
MTD002D/MTD001D(充電式インパクトドライバ)
電圧
18V/14.4V(どちらもライトバッテリ専用)
締める力
最大 155N・m/145N・m
大きさ
長さ 143mm(どちらも同じ)
重さ
1.3kg/1.2kg(バッテリーをふくむ)
値段
MTD002D 25,600円・33,600円/MTD001D 23,500円・29,000円(税別の標準小売価格・2026年10月10日時点)

マキタ

MTD002DSAX(18V・バッテリー2個・充電器・ケースつき)

33,600円税別・標準小売価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

マキタの公式ページ

MTD002D と MTD001D のちがい

2つのちがいは、電圧です。MTD002D が 18V、MTD001D が 14.4V。本体の大きさは、どちらも同じです。

項目MTD002DMTD001D
電圧18V14.4V
締める力最大 155N・m最大 145N・m
重さ1.3kg1.2kg
1回の充電で締められる木ネジ(65mm)約230本約160本
バッテリー2個のセットの値段(税別)33,600円29,000円

重さは、バッテリーをふくみます。木ネジの本数は、セットに付いてくるバッテリー1個での目安です(メーカーの公表値)。値段は、2026年10月10日時点の標準小売価格です。

数字を、使う場面に置きかえてみます。

  • 締める力(155 と 145):差は1割もありません。どちらも、125mm までの木工用の長いビス(コーススレッド)に対応しています。力のちがいを感じる場面は、まずありません。
  • 1回の充電で締められる本数(約230本 と 約160本):いちばんの差は、ここです。18V のほうが、4割ほど多く締められます。とはいえ、棚を1つ作るのに使うネジは、多くても数十本。160本でも、1日の作業には足ります。
  • 重さ(1.3kg と 1.2kg):100g の差です。卵2個ぶんくらいなので、気にしなくて大丈夫です。
  • 値段(33,600円 と 29,000円):バッテリー2個のセットどうしで、4,600円の差です。

迷ったら、18V の MTD002D で大丈夫です。4,600円の差で、1回の充電で締められる本数が4割ふえます。

MTD001D(14.4V)を選んでいい人

  • 少しでも軽く、安くしたい
  • 同じバッテリーで、庭の道具やクリーナーも使いたい

2つ目は、あとで効いてきます。14.4V のバッテリーには、ヘッジトリマーや芝生バリカン、クリーナーといった仲間がいます。18V のほうは、ネジ・ボルト締めと穴あけの道具だけです(2026年10月10日時点の、マキタの家庭向けの一覧)。

マキタ

MTD001DSAX(14.4V・バッテリー2個・充電器・ケースつき)

29,000円税別・標準小売価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

マキタの公式ページ

セットの品番(SAX と WA)のちがい

セットの品番は2つ。SAX はバッテリー2個で、充電は約40分、プラスチックケースつき。WA はバッテリー1個で、充電は約105分、ソフトケースつき

型番のあとに付く「SAX」「WA」で、箱の中身が決まります。本体は、同じものです。

品番箱の中身値段(税別)
MTD002DSAX本体・バッテリー2個・充電器(約40分)・プラスチックケース33,600円
MTD002DWA本体・バッテリー1個・充電器(約105分)・ソフトケース25,600円
MTD001DSAX本体・バッテリー2個・充電器(約40分)・プラスチックケース29,000円
MTD001DWA本体・バッテリー1個・充電器(約105分)・ソフトケース23,500円

2026年10月10日時点の標準小売価格(税別)です。お店の値段は、これより安いことが多いので、ボタンの先で確かめてください。かっこの中は、バッテリー1個の充電にかかる時間の目安です。

ちがうのは、バッテリーの数、充電の速さ、ケースの3つ。使っていて効いてくるのは、前の2つです。WA はバッテリーが1個なので、切れたら、充電が終わるまで作業が止まります。その充電が、約105分。1時間45分、待つことになります。SAX なら、1個を使っているあいだに、もう1個を約40分で充電できるので、手が止まりません。

MTD002D の場合、SAX と WA の差は 8,000円です。同じバッテリーをあとから1個買い足すと、標準小売価格で 12,000円(税別)。週末にまとまった作業をするつもりなら、最初から SAX を選ぶほうが、結果として安くつきます。

家具の組み立てや、ネジを数十本締めるくらいの使い方なら、WA でも足ります。

なお、青いプロ用にある「本体のみ」の品番は、緑の2つにはありません。どれを買っても、バッテリーと充電器が付いてきます。

「MTD002DSX」を見かけたら

お店によっては、MTD002DSX という品番が残っていることがあります。ひとまわり小さいバッテリー(1.5Ah)が2個付くセットで、いまのマキタの製品ページには載っていません。値段があまり変わらないなら、SAX を選んでおけば大丈夫です。

マキタ

MTD002DWA(18V・バッテリー1個・充電器・ソフトケースつき)

25,600円税別・標準小売価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

マキタの公式ページ

「ライトバッテリ専用」とは?

マキタのバッテリーは別もの。DIY 向け(緑)の MTD002D などはライトバッテリ、プロ向け(青)の TD173D などは 18V バッテリーで、たがいに使えない

MTD002D と MTD001D は、「ライトバッテリ」という専用のバッテリーで動きます。品番の最後に G が付くのが目印です(BL1820G など)。

このライトバッテリは、青いプロ用の 18V のバッテリー(BL1860B など)とは別もので、たがいに使えません。充電器も別です。同じ「マキタの 18V」でも、緑と青は、ちがう仲間だと思ってください。

つまり、MTD002D を買ったあとで、青い丸ノコや草刈機を買い足しても、バッテリーは回せません。

  • インパクトドライバーが1台あれば十分な人:気にしなくて大丈夫です。緑で、手ごろにそろえましょう
  • これから丸ノコや庭の道具も、同じバッテリーで増やしたい人:最初から青い 18V にしておくと、あとで買い直さずに済みます

18V と 40Vmax のちがい・バッテリーの使い回しを見る

どんな DIY なら、これで足りる?

締められるのは、長さ 22〜125mm のコーススレッドです。2×4 材(ツーバイフォー)どうしをとめるビスは 65〜75mm が目安なので、DIY でよく使う長さは、すっぽり入ります。

  • 棚・ラック・すのこ・プランターの台を作る
  • ウッドデッキの床板を張り替える、ゆるんだビスを締め直す
  • 組み立て家具を、手回しより早く仕上げる
  • 2×4 材で、作業台やベンチを作る

引き金の引きぐあいで、回る速さが変わります。ビットをネジの頭に当てて、引き金を少しずつ引いていく。これが、ネジの頭をつぶさないコツです。手元を照らすライトも付いています。プラスのビットが付いてくるので、充電すれば、届いたその日から使えます。

向いていないのは、ウッドデッキや小屋を一から建てるような、長いビスを何百本も打ち続ける作業です。バッテリーを替えて続けて使うときは、本体を 15分以上休ませる決まりになっています。休み休み使う道具、と思っておくと、ちょうどいいです。

プロ用の TD173D とは、何がちがう?

項目MTD002DTD173D
締める力最大 155N・m最大 180N・m
長さ143mm111mm
1回の充電で締められる木ネジ(65mm)約230本約960本
フルセットの値段(税別)33,600円83,000円

締める力の差は、ふだんの DIY では、ほとんど出ません。ちがいが分かるのは、長さです。TD173D は 3cm ほど短いので、棚の内側のような、せまい所に入りやすくなります。

もう1つは、モーターです。TD173D は、すり減る部品(ブラシ)の無い「ブラシレス」。MTD002D は、昔からあるブラシつきのモーターです。ブラシレスのほうが、電池が長持ちして、本体も長く使えると言われます。毎日使うプロには大きな差ですが、月に何度かの DIY なら、気にしなくて大丈夫です。

約5万円の差は、せまい所での使いやすさと、長く使い続けられる作りの値段です。そこまで要らなければ、緑で十分です。

マキタ TD173D(プロ用の 18V)の記事を見る

迷ったら

はじめての1台で、インパクトドライバーだけあればいいなら、MTD002DSAX。バッテリー2個と充電器とケースがそろって、青いプロ用の半分以下です。ふだんの DIY で、力が足りずに困ることは、まずありません。

使うときは、保護メガネをかけてください。軍手は、回る所に巻きこまれるおそれがあるので、着けません。ビットを付け外しするときは、かならずバッテリーを抜いてから。付属の取扱説明書の「安全上のご注意」に、一度だけ目を通しておいてくださいね。

はじめてのインパクトドライバーの選び方を見る

マキタ

MTD002DSAX(18V・バッテリー2個・充電器・ケースつき)

33,600円税別・標準小売価格(2026年10月10日時点)。お店の値段は、ボタンの先で確かめてください

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